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イベント内容
レポート
ふるさとの伝統を受け継ぐ子どもたちの祭典
第8回 こしの都子ども伝統文化交流祭
開催レポート

県内で活動している、子どもたちの伝統芸能団体7団体91人が集結。サポートの大人も合わせると総勢145人がステージに上がり、堂々とその芸を披露しました。今回は初出演に鯖江市の河端太鼓楽鼓(らっこ)、特別ゲストに2回目の出演となる勝山左義長ばやし保存会を迎えました。今回は、初の試みとして、饅頭配布やお楽しみ抽選会などを実施。会場を埋め尽くす大勢の観客にお越しいただき、大盛況の内に終えることができました。お越しいただいた方々、ありがとうございました。


出演団体紹介(※五十音順)
越前万歳保存会

越前万歳保存会

越前市
越前市味真野地区に伝えられた新春の祝福芸で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。扇を持った太夫と小さい締め太鼓を持った才蔵のコンビが掛け合うのが特徴で、現在は越前万歳保存会が伝承。越前万歳子ども教室では、この万歳をいつまでも伝えていこうと、地元味真野地区の小中学生が練習に励んでいます。

鯖江市やんしき保存協会

鯖江市やんしき保存協会

鯖江市
古く450年以前から嶺北地域に広く伝わる盆踊りです。この「やんしき」を地域の宝とし、継承し、後継者育成を目的に踊り普及に努めています。鯖江市の無形民俗文化財に指定され、忘れかけた村祭りの再興や、福祉施設、小学校、保育園での盆踊り体験行事の提案など、老若男女が共に楽しめる活動を続けています。

はながたみ子供太鼓

はながたみ子供太鼓

越前市
平成6年に伝統文化の継承と子どもたちの郷土愛の育成を目的に結成し、現在のメンバーは小学4年から小学6年生までの12名。粟田部の伝統行事『蓬莱祀(おらいし)』では山車行列の先導役を務め、「はながたみまつり」など多くのイベントで演奏を披露しています。太鼓が大好きな気持ちをバチに込め一生懸命演奏します。

河端太鼓 楽鼓

河端太鼓 楽鼓

鯖江市
2004年に鯖江市下河端町で結成。小学生から高校生まで12名で活動中です。“O・TA・I・KO座 明神”の山口和宏先生を指導者に迎え、地区の祭りやイベントで演奏。「もっと上手くなりたい!」とコンテストにも出場し、数々の入賞を果たしました。自分たちの想いを表現できるよう、さらなる高みを目指しています。

八田獅子舞保存会

八田獅子舞保存会

越前町
越前町八田の総宮柳田神社の秋の祭礼に奉納する伝統芸能で、県無形民俗文化財に指定されています。この獅子舞は、他から伝わった芸能を育て直し、この地に根付かせたもので、現在は保存会を結成し保存・伝承しています。獅子舞の役割は、「舞い」「笛」「太鼓」とあり、親から子、子から孫へと伝えられています。

明神ばやし保存会

明神ばやし保存会

越前町
越前二之宮劔神社では約350年前から、豊年が3年以上続いたときに「お渡り式」と称する神事が行われてきました。近年「明神ばやし」として引き継がれ、県無形民俗文化財に指定されました。大人の太鼓打ち以外に、地太鼓打ち1名、笛3名、子どもの太鼓打ち12名で構成。毎年10月の劔神社秋季例大祭に奉納しています。

特別ゲスト
勝山左義長ばやし保存会

勝山左義長ばやし保存会

勝山市
毎年2月に行われる「勝山左義長」は、日本三大左義長ともいわれ、県無形民俗文化財に指定されています。12基の太鼓櫓(やぐら)が建ち並び、この上で演じます。楽しく浮かれながら太鼓を打つ「浮き太鼓」が特徴で、太鼓に人が座ること、長じゅばんを着ることなど、全国でも他に例が無く、とても珍しい郷土芸能です。


開催概要
【開催日】2019年11月24日
【開 場】午後1:30
【開 演】午後2:00
【入場料】無料
会場内での写真・ビデオカメラ撮影はご遠慮ください。
(携帯電話・スマートフォン含む)
【主 催】丹南ケーブルテレビ
【後 援】福井県、越前市、鯖江市、越前町、福井県教育委員会、越前市教育委員会、鯖江市教育委員会、越前町教育委員会、福井新聞社、FBC、福井テレビ

会場
いまだて芸術館
福井県越前市粟田部町11-1-1
TEL:0778-42-2700