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イベント内容
レポート
こしの都・扶余郡 百済文化観光交流
締結5周年記念式典
特別後援:駐日韓国大使館 韓国文化院

第三回 こしの都 子ども伝統文化交流祭
特別後援:国連の友アジアパシフィック
開催レポート
「こしの都」と「扶余郡」との間で2009年に締結した「百済文化観光交流締結」の5周年を記念しまして、2014年11月2日(日)、越前陶芸村文化交流会館(越前町)にて記念式典を行いました。
韓国扶余郡からは李龍雨(イヨンウ)群守様をはじめ計20名が参加。この5年間で行ってきた活動や毎年の訪問で深めてきた交流を振り返りながら、締結5周年を互いに祝福し合いました。また、日本舞踊家 藤間信乃輔氏と伝統親子教室の子どもたちによる祝いの舞や上田みゆき氏による墨絵パフォーマンスも披露されました。
引続き、「第3回こしの都子ども伝統文化交流祭」が開催されました。出演は、地元越前町の八田獅子舞保存会・八坂神社願人坊踊保存会・明神ばやし保存会の3団体に加え今回は、東京韓国学校の初等部からサムルノリ「ウリ」の子どもたちも参加。計4団体の子どもたちは、各地域に脈々と受け継がれてきた歴史ある伝統芸能を披露しました。
藤間信乃輔さん
来場者
記念式典
明神ばやし保存会
八田獅子舞保存会
八坂神社願人坊踊保存会
サムルノリ「ウリ」

最後には、特別公演として韓国扶余郡忠清南道國楽団のみなさんに約60分間、終始迫力のあるパフォーマンスを披露していただきました。洗練された歌や演奏、韓国特有の舞台表現に会場内も釘付け。締結5周年記念にふさわしいとても豪華なステージとなりました。 丹南地域の伝統文化の保存と継承、地域文化の未来を担う子供たちの育成を目的に、今回、記念式典と合わせて開催されたこの催し。
これらの交流活動によってこしの都と扶余郡の友好の輪がさらに広がり、相互関係がより一層深まることを祈っています。
韓国扶余郡忠清南道國楽団1
韓国扶余郡忠清南道國楽団2

こしの都・扶余郡 百済文化観光交流
締結5周年記念式典
特別後援:駐日韓国大使館 韓国文化院

第三回 こしの都 子ども伝統文化交流祭
特別後援:国連の友アジアパシフィック
今年は、こしの都クラブが2009年に扶余郡と「文化観光交流締結」を結んでから5周年を迎えることを記念しまして、このたび「こしの都・扶余郡 百済文化観光交流締結5周年記念事業」を実施いたします。この機会にしか鑑賞することのできない各芸能の数々をご堪能ください。みなさまのお越しをお待ちしております。
 プログラム
オープニング 祝の舞 日本舞踊 藤間信乃輔
伝統文化親子教室の皆さん
協力:日本民族衣裳源流会
記念式典
アトラクション 墨絵パフォーマンス
墨絵アート作家 上田みゆき
特別公演 韓国扶余郡忠清南道國楽団
(かんこくぷよぐんちゅうせいなんどうこくがくだん)
第三回こしの都子ども伝統文化交流祭 <出演団体>
八田獅子舞<はったししまい>保存会(越前町)
八坂神社願人坊踊<やさかがんじんぼうおどり>保存会(越前町)
明神<みょうじん>ばやし保存会(越前町)
東京韓国学校 初等部 サムルノリ 「ウリ」
フィナーレ
特別公演 出演団体
韓国扶余郡忠清南道國楽団

韓国扶余郡忠清南道國楽団(かんこくぷよぐんちゅうせいなんどうこくがくだん)

韓国扶余郡忠清南道國楽団は、韓国伝統文化の継承と発展、そして國楽ファンの拡大を目的として、1994年に団員40名の規模で創設された忠清南道の道立芸術団。組織としては器楽部、ソリ部、プンムル部、舞踊部がそれぞれ活動しており、百済文化が息づく扶余郡が管理・運営している全国有数の芸術団です。毎年100回あまりの国内外での上演活動や定期上演を実施しており、これまで合計1,500回以上の上演を通じて、世界に向けて韓国音楽の紹介に努めています。また、毎週土曜日には無料の常設上演を実施するなど、忠清南道の住民のみならず、扶余を訪れる観光客のためにも、常に身近なところで活動する公立芸術団として運営されています。

オープニング 出演者
藤間信乃輔 氏

日本舞踊 藤間信乃輔 氏

8歳より藤間勘紫乃師に日本舞踊を学ぶ。平成6年、家元 藤間紫師より藤間信乃輔の名をいただき平成9年に師範を許される。平成8年より毎年 「藤間信乃輔リサイタル」を石川県内で開催し続けて いる。平成19年こしの都1500年祭日韓伝統 芸能交流祭に出演。平成21年伝統と現代を結ぶ 「和こころ舞DVD」を発表。古典舞踊を中心に様々な ジャンルとのコラボレーションを展開する中、企画・演出を行っている。

アトラクション 出演者
上田みゆき 氏

墨絵アート作家 上田みゆき 氏

J.F.Kがアメリカ大統領になった年、福井県に生まれ、四歳の時、京都へ移住。美術学校では版画を勉強し、その後ポップアートに魅せられて東京へ。ある日、なにげなく使った筆ペンがきっかけで、墨一色の世界に魅せられ、自分の求めていた世界を見つけ墨絵アート作家となった。

子ども伝統文化交流祭 出演団体
明神ばやし保存会

明神(みょうじん)ばやし保存会

越前町
越前町織田の越前二之宮劔神社では約350年前から、豊年が3カ年以上続いたときに「お渡り式」と称する神事が行われてきました。近年は「明神ばやし」として引き継がれ、昭和46年に福井県無形民俗文化財に指定されました。現在の「明神ばやし」は、この「お渡り式」から切り離し、大人の太鼓打ち以外に、地太鼓打ち1名、笛3名、子どもの太鼓打ち12名から構成され、毎年10月9日の劔神社秋季例大祭に奉納しています。

八坂神社願人坊踊保存会

八坂神社願人坊踊 (やさかじんじゃがんじんぼうおどり)保存会

越前町
願人坊とは江戸時代に活躍した下級の坊さんのことで、頼まれたものに変わって伊勢神宮へ代参する代願人の坊主という意味からつけられたものです。現在は天王・宝泉寺区の男子に受け継がれています。男子数名が鉢巻をし、浴衣を着て、前垂れをつけて後ろ結び下げの襷をかけます。囃子方は壮年の男連中で、鳴り物は締め太鼓、拍子木、鉦鼓、手摺などを用います。囃子は祇園囃子と呼ばれていますが、豊年踊り、お客さん、住吉踊り、伊勢音頭などがあります。

八田獅子舞保存会

八田獅子舞保存会

越前町
越前町八田の総宮柳田神社の秋の祭礼に奉納される伝統芸能で、福井県無形民俗文化財に指定されています。この獅子舞は、他から伝わってきた芸能を八田地区で育てなおして、この地に根付かせたもので、現在は八田獅子舞保存会を結成し保存・伝承されています。獅子舞の役割は、「舞い」「笛」「太鼓」とあり、親から子、子から孫へと伝えられています。

東京韓国学校初等部サムルノリ ウリ

東京韓国学校初等部サムルノリ ウリ

サムルノリ「ウリ」は、東京韓国学校の小学生3、4年生で構成された2014年新設のチームです。結成して間もないので未熟なところがありますが、伝統打楽器であるケンガリやジャングなどみんな一生懸命に練習に努めています。今後は、学校を代表して学校外の行事にも積極的に参加し、韓国のサムルノリの良さを広めていく予定です。

※「ウリ」は韓国語で「私たち」という意味です。



開催概要
【開催日】 終了しました
【開 場】 昼12時
【開 演】 1時頃
【入場料】 無料
【主 催】 
こしの都文化事業実行委員会、
丹南ケーブルテレビ地域貢献企画室
【特別後援】 
駐日韓国大使館 韓国文化院、国連の友アジアパシフィック
【後 援】 越前市、鯖江市、越前町、越前市教育委員会、鯖江市教育委員会、越前町教育委員会、福井新聞社、FBC福井放送、福井テレビ

会場
越前陶芸村文化交流会館
福井県越前町小曽原7-8 越前陶芸村内

バス
JR武生駅より<所要時間約30分>
福鉄バス(武生・越前海岸線)「かれい崎行」「陶芸村口」下車
福鉄線神明駅より<所要時間約30分>
福鉄バス(鯖浦線)「かれい崎行」「陶芸村口」下車

高速道路
武生インター(京都・名古屋方面)より<所要時間約30分>
鯖江インター(金沢方面)より<所要時間約30分>
※違法駐車、路上駐車、近隣の住民の迷惑となる行為はお止め下さい。